意味 · Meaning
(書類の)日付を実際より前にさかのぼって記入する
使い方 · Usage
契約書、保険証券、請求書、人事記録などに、実際の作成日や処理日より前の日付を設定する場面で用います。保険の適用開始日を手続き日に先立つ日にしたり、人事異動の発効日を過去にさかのぼらせたりする場合があります。正当な事務処理にも使えますが、納税義務や契約責任を避ける目的なら不正となり得るため、法務や経理では慎重に扱う語です。
ニュアンス · Nuance
日本語の「日付をさかのぼらせる」に近く、過去の日から効力を持たせるだけでなく、記録上の日付そのものを前に設定する行為が中心です。“retroactive”は規則や効力の遡及を表すのに対し、“backdate”は文書の日付操作を鮮明に示します。そのため、正式な許可を得た処理なのか、事実を偽装する操作なのかによって、受け取られ方が大きく変わります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
“back”を「後ろ」と捉え、日付を将来へ延ばす意味だと思うと方向が逆になります。後の日へ変更するなら“postpone”や“move it to a later date”です。また“a backdated document”は単なる古文書ではなく、実際の作成時点より前の日付が付けられた文書です。「効力を遡及させる」だけなら“make it retroactive”が適切な場合もあります。
類義語との違い
例文 · Examples
“We cannot backdate the contract without legal approval.”
法務の承認なしに契約書の日付をさかのぼらせることはできません。
“Please explain why the invoice was backdated.”
請求書の日付がなぜさかのぼって記入されたのか説明してください。
“Have you ever been asked to backdate a form?”
書類の日付をさかのぼって記入するよう頼まれたことはありますか。
よく使う組み合わせ · Collocations
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