意味 · Meaning
スコープの膨張、要件の際限ない拡大
使い方 · Usage
プロジェクトの途中で、小さな追加依頼や修正が正式な調整を経ずに積み重なり、当初合意した作業範囲が膨らむ現象を指す。ウェブ制作で新ページが次々に求められる、ソフトウェア開発で必須でない機能が増える、コンサルティング契約で成果物が暗黙に追加される、といった場面で使う。納期、予算、人員、品質への悪影響を警告するプロジェクト管理上の語である。
ニュアンス · Nuance
単なる「範囲拡大」より否定的で、気づきにくい変化が少しずつ忍び込み、制御不能になる語感がある。“creep”にはゆっくり迫るイメージがあり、一度の大きな仕様変更より、善意で受けた細かな依頼の累積に適する。追加費用や納期を正式に見直した変更なら“scope change”と呼べるため、範囲が広がったという事実だけでこの語を使うのは正確ではない。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
カタカナの「スコープ」を機器の照準器や変数の有効範囲と解釈すると、プロジェクトで合意した作業範囲という意味を外す。また、事業が順調に拡大した場合には使わない。通常は不可算名詞として“We are seeing scope creep.”と言い、“a scope creep”とはしにくい。追加内容が承認され、予算と日程も更新済みなら、“approved scope change”のほうが適切である。
類義語との違い
例文 · Examples
“We need to watch for scope creep on this request.”
この依頼ではスコープの膨張に注意する必要があります。
“Adding reports now would create scope creep.”
今、報告書を追加するとスコープの膨張を招きます。
“Scope creep was the main reason the project slowed.”
スコープの膨張がプロジェクトが遅れた主な原因でした。
よく使う組み合わせ · Collocations
EveryFive は忘れる直前にもう一度たずねます — 1日たった5単語、無料ではじめる →