意味 · Meaning
よくあること、想定内である
使い方 · Usage
特定の仕事、業界、時期などでは、その出来事が珍しくなく想定の範囲内だと述べる表現です。顧客対応で苦情が続く、創業直後の会社で予定が頻繁に変わる、繁忙期に配送が遅れる、といった場面で使えます。多くの場合、面倒または残念な出来事を「この環境ではよくある」と淡々と受け止める際に用い、軽い諦めや皮肉を帯びます。
ニュアンス · Nuance
ゴルフで各コースに設定された標準打数の“par”に由来し、「その状況なら標準的」という比喩です。“normal”よりも、その分野に付き物だという経験者らしい響きがあります。日本語のカタカナ語「パー」はゴルフ以外の別の俗語も連想させるため、由来を意識すると誤解を避けられます。相手の苦労に使うと、問題を軽視する冷たい言い方になることがあります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
決まった形は“par for the course”で、“par of the course”や“par for a course”とはしません。“That's par for the course.”のように、出来事を主語として評価します。また、「コースの基準打数」という文字どおりのゴルフ説明と、慣用的な「よくあること」を文脈で区別します。重大事故や例外的な被害に対して使うと無神経に聞こえるため、単なる「普通」の訳語として乱用しないでください。
類義語との違い
例文 · Examples
“Minor delivery slips are par for the course during the holiday rush.”
小さな配送の遅れは、繁忙期にはよくあることだ。
“A few last-minute questions are par for the course before a policy change.”
方針変更の前に、直前の質問がいくつか出るのは想定内だ。
“A noisy lunch room is par for the course on training days.”
研修日に、ランチルームが騒がしいのはよくあることだ。
よく使う組み合わせ · Collocations
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