意味 · Meaning
~にさかのぼる
使い方 · Usage
現在見られる問題、慣習、考え方、変化などについて、その起源や原因を過去へさかのぼって突き止めるときに使う句動詞です。歴史研究で制度の始まりを探る場合、感染の経路を調査する場合、社会現象を以前の政策と結び付ける場合などに適しています。単に出所を述べるだけでなく、手掛かりや経過をたどって根源を明らかにする含みがあり、“can be traced back to”という受け身の形も頻繁に用いられます。
ニュアンス · Nuance
「~にさかのぼる」と訳しますが、過去の時点へ移動するだけでなく、現在の結果から手掛かりを逆向きに追って原因や出所へ到達する感覚があります。“come from”より調査や推論の過程が強く、“originate in”より現在から起源までのつながりに注目します。日本語では主語が自然に「起源」にさかのぼる形でも、英語では調査対象を受け身にした表現が好まれることがあります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
日本語の助詞感覚で起点を表す“from”を選び、“trace back from the source”とすると、追跡の出発点が源だという別の意味になります。到達する起源は“to”で示し、“trace back to the source”とします。また、“The issue traces back to a policy change”も可能ですが、調査によって原因を特定できるという文脈では“The issue can be traced back to a policy change”のほうが自然です。
類義語との違い
例文 · Examples
“The error traces back to an old spreadsheet in the archive.”
その誤りは、記録保管庫の古い表計算ファイルにさかのぼる。
“The candidate traced the conflict back to unclear instructions.”
候補者はその対立を、不明瞭な指示にさかのぼらせた。
“This change can be traced back to a new grading policy.”
この変更は、新しい採点方針にさかのぼることができる。
よく使う組み合わせ · Collocations
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