意味 · Meaning
懸念を上層部に伝える、問題を上申する
使い方 · Usage
現場だけでは判断できない懸念を、管理職や専門部署、正式な審議の場へ上げるときに使います。顧客対応中に判明したセキュリティ上の危険を責任者へ伝えたり、安全上の問題を社内手続きに沿って上申したりする場面に適切です。単に心配を口にするのではなく、権限のある相手に検討と対応を求める組織的な行為を表します。
ニュアンス · Nuance
「懸念を伝える」より、重要度を認めて上位の判断経路へ移す含みが強い表現です。“raise a concern”はその場で問題を提起するだけでも使えますが、“elevate a concern”は担当階層を上げる動きを示します。「エレベートする」というカタカナ語は日本語では一般的でないため、単なる強調ではなく上申の手続きとして理解する必要があります。
⚠️ 日本語話者がよく間違える点
助詞「懸念に」を直訳して“elevate to a concern”とすると、何を上位へ送るのかが逆になります。“elevate the concern to leadership”のように、懸念を目的語、届け先を“to”の後に置きます。また、初めて懸念を述べるだけなら“raise a concern”が自然で、上位者への移管がなければ“elevate”は過剰です。
類義語との違い
例文 · Examples
“If the risk grows, we should elevate the concern today.”
リスクが大きくなるなら、今日その懸念を上申すべきです。
“I am elevating a concern about the delivery window.”
納品期限について懸念を上申しています。
“I elevate a concern when it affects customers or compliance.”
顧客やコンプライアンスに影響する場合は懸念を上申します。
よく使う組み合わせ · Collocations
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